今日、ゲームの市場価値が高まりまして、プロのゲーマーも輩出されることに。
日本でも30人程度は、ゲームのプレーを見せることで食っているプロのゲーマーがいると言われています。
その一人が、東大卒のプロゲーマーである『ときど』氏なわけですね。
e-Sports が2022年のアジア競技大会の公式種目に選出されて大きな話題を集め、目下 2024年には、パリオリンピックにも採用されるのではないかと言われています。
これについては、伝統的なオリンピック支持者層から批判の声が上がっておりますが、海外での e-Sports の盛り上がりは凄く、日本が遅れている、という声も聞かれます。
この記事では、東京医歯大の名誉教授を父に持つ、東大卒の異色ゲーマー ときど氏について書いてみました。
ときど氏の年収・賞金獲得額は?
インターネット上に、平均年収を調べているサイトがあります。
そこで、調べますと、プロゲーマーの年収の平均は468万円となっています。
これを月給換算で調べますと、およそ39万円水準になるようですね。
そして、年収はサラリーマンのように固定された月収ではありませんので幅があり、年収の推移は180万円~670万円とのことです。
日本のゲーマーの平均が400万円付近、とするサイトが多く見られましたので、ときど氏はもう少し上なのでは??
年収が公開されていませんので、そういう想像がなされているようです。
大きな大会で上位に食い込むことができれば、この年収は一気に跳ね上がります。
かなり狭き門ではあるのですが、2017年は世界最大の格闘ゲーム大会『EVO2017』で優勝を飾りました。
この優勝賞金が400万円近くあるようですので、年収は1000万円を超えているのでは!との声があります。
賞金意外に、事務所所属となれば事務所からの給料、スポンサー収入、テレビなどメディアへの露出、各種ネット配信、そしてゲーム開発者へのアドバイスやイベント出演等々…
確認困難な収入源がまだまだありそうですよね。
そうそう、本も出版されています!
東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない (PHP新書)[本/雑誌] / ときど/著
書籍の印税なんかもコンスタントな収益になり得るわけですね。
但し!デメリットもありまして、ゲーマーは20代が一番多く、30代で相当減り、40代では全滅ということに。
存外というか、体力を使う領域であり、プロで活動できる期間はかなり短いと考えた方が良いようですね。
若いうちに稼げるだけ稼いで置く!という感じの職種と考えなくてはならないようです。
これが、なかなか詳しい画像ですね↓
< プロゲーマーになって活躍するには? >
まずは、国内の大会 ゲーム会社などが主催する規模の草大会(=小さい大会)に出場して腕を磨き、名前を知られるようになることが早道です。
それとSNSやYouTubeなどで、外向けにアピールしていくことも必要です。
実力を付けて知名度を上げることが必要ですので、ホームページも必要かと思います。
ときど氏の場合は、USAの The Traveling Circus というアパレルのメーカーからプロへの誘いのメールが来たようですね。
ときど氏の優勝インタビューをYouTubeで探す。
ときどさん優勝の瞬間をどうぞw pic.twitter.com/LW9eVSuW0K
— 三原さん。@ARIKA (@miharasan) 2017年7月17日
EVO 2017の最終日の動画がこちら ↓
そして、優勝後のインタビューの動画がこちらですね ↓
EVO2017 ストリートファイターは Tokido氏のおかげで大盛り上がりで、彼も存在感を大いにアピールしたと思います。
この後は、ギャラも上がりそうですし、活躍が期待できそうですね。
ときど氏が情熱大陸に出演して…
2018年8月12日にときど氏が情熱大陸に出演しました。
プロ転向を決断させた梅原大吾さん(ゲームフリークの間では『ウメハラ』で知られている)との対決なども描かれていました。
情熱大陸ならではの編集で、ときど氏の生活に密着し、特徴的な生活が紹介されました。
週1回で、空手のけいこに通い、リアルな格闘技の世界を体感していること。
動体視力を鍛えるクリニックに通っており、トップアスリートに近い視野力があること。
心拍数を挙げた後に集中力が高まることを応用して、精神の安定したステージを作ろうとしていること。
週1回、ゲーマー仲間とメーカー提供の対戦ルームで情報交換・対戦トレーニングを行っていること。
「僕たちは、何だかんだ言ってもマイノリティですので」
「仲間うちではいつも『打倒世間!』とか言い合っていますので」
33歳 独身 一人暮らしであり、
ご家族は、ときど氏の将来のことなどが心配なのではないか?という気持ちになっていったとき、現れたのがときど氏の実の父親。
何と、東京医科歯科大学 歯学部の名誉教授でおられるとのこと。
espnさんのところで、僕と父のインタビュー(英語)が載っています。 よろしくお願いいたします。
there is my interview with my father on espn.
https://t.co/swaQiY4ggG— ときど (@tokidoki77) 2017年8月25日
東京医科歯科大学歯学部 顎義歯 顎顔面補綴学の名誉教授でおられるが、2019年3月に定年退官を控えておられるようですね。
「定年になったら、息子のマネージャーになって海外を転戦したい!」
ずいぶん、若々しいご希望ながら、やはり早く結婚して欲しい、との意見も述べておられました。
「結婚したら、守るものができるから、より飛躍ができるようになるはず!」
と言ってはおられますが、そこにはちょっと 親心も見える気がしましたね。
ときど氏は、プロゲーマ-としては、若くないほうに属していますし、活動できる期間も限られているのです。
今後も海外の大会を含めて頑張っていって欲しいものですね。