松島幸太朗選手の、試合中の胸のすくランニングを見ますと、さぞかし短距離走は早いのだろう!と思ってしまいます。
巨漢のディフェンス選手を巧みにかわして、ロングランを決める走力はただものではないと思います。
50m走のタイムや松島選手のランニングの秘密について調べて書いてみました!
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松島幸太朗選手の50m走は5秒8らしい!
調べてみますと、テレビ番組で50mは5秒8である、という内容だったようですね。
と、なりますと…
ネット検索しますと、50m走のタイムから100m走のタイムを換算するチャートが出てきました。
これで、50mが5秒8のところを見ますと…10秒6~10秒7辺りではないかということになりますね。
ただし、これは厳密な電気計時でのものらしくて、手動ですともう少し遅い可能性があるようです。
野球選手などもよく「50mが5秒台!」などと記載されていますが、大抵 手動で計測されています。
※手動計測は、+0.2秒 ~ +0.3秒ということですから、それでも100m走に換算すれば、10秒8から11秒フラットくらいになるでしょう。
これは、恐らく陸上競技のインターハイの地区予選の優勝タイムに近いものですので、きちんとトレーニングしたらもっともっと早くなる可能性を秘めています。
また、試合中は静止から走り出すわけではなく少し走りながら(つまり助走をつけてスタートしますので)トップスピードに達するのも早くなります。
ということで、相手選手からみれば相当な速度、タックルしようにも「置いて行かれる」レベルだと思いますね。
ちょっと心配なのは、ウイングなどのポジションは、相手のディフェンスから「とにかく倒せ!」ということでハードなタックルが待っていると思います。
松島選手も、その辺は心得ているとは思うのですが、とにかくケガだけには気を付けて、相手ディフェンス陣を翻弄してもらいたいものですね。
松島幸太郎の伝説のスーパーランニングとは?
ワールドカップ2019年東京大会でも、ちょっと暴走気味?!なぐらいの松島幸太朗選手のランニングで感動している人も多いと思います。
ラグビーに出会ったのは中学校の時代だったようですが、高校はラグビーの名門校である桐蔭学園に進みます。
その頃から、瞬足は際立っていたのですが高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場で高3の時に100メートルを独走してトライを挙げる快挙を成し遂げました。
(松島選手の活躍もあって、桐蔭学園は全国制覇を果たします!)
インタビューに答えて松島選手本人は、走っているときのイメージを「前へ前へと進めている感じ」とやや照れるように説明するようです。
ですが、加速を受けてトップスピードに乗っているときは、もうディフェンダーは誰も追いつけない感じ。
恐らく、走り出しの頃から相手を振り切るイメージができていて、そのイメージの上を走っているフィーリングではないかと思います。
相手を巻いた瞬間から全力疾走に入るまでの時間がとにかく短い!
人が手を出せないエリアがあらかじめ見えている感じで走っていきますので、松島選手がボールを持って走り出すと観戦しているほうも何だか安心感を持ってしまいます。
記者に聞かれると「世界レベルの大会で、もう一度あれがやれたら凄いですね」とややハニカミながら語る松島選手のギャップに、かえって凄みを感じてしまうわけですね。
松島幸太朗選手は高校卒業後に南アフリカにわたってスーパーラグビーのシャークスの育成機関でスピードとステップワークを磨きます。
チームメイトに言わせれば、文字通り「目の前から消える!」感じで、置いて行かれるのだそうですね。
素早いステップで、相手を引き離し、すぐさまトップスピードに乗る『松島スタイル』が洗練されていったのだと思います。
2013年からは、日本のラグビートップリーグのサントリーサンゴリスに入団して現在に至ります。
2015年のワールドカップイングランド大会では、スポーツ史上最大の番狂わせとまで言われた南アフリカ戦で逆転勝利に貢献します。。
そして、2019年のワールドカップ東京大会でも、相手チームがわかっていても防げない、攻撃の切り札となって活躍しています。
とにかく、けが無くがんばって、見せ場をたくさん作ってもらいたいものですね。