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井手口陽介のプレースタイルは中田英寿に似ている?違う点は?

投稿日:2017年9月1日 更新日:

2018 FIFAワールドカップロシア大会のアジア最終予選で日本は6大会連続6度目のワールドカップ出場を決めました。

この試合では、先制点を挙げた浅野拓磨選手も見事でしたが、ダメ押し点を入れた井手口陽介選手のシュートも光りました。


勝利を決定的にした、井手口陽介選手についてですが、あまり知られていないのが実情だと思います。

ここで、井手口陽介選手のジュニア時代からの経歴をまとめて、現在のプレースタイルのついても書いてみたいと思います。

現在の井手口陽介選手のポジションは守備的ボランチであり、ボールのインターセプト・ダッシュ力に定評があります。

それまでも、豊富な運動量や攻守の切り替えとなる前線へのパス精度の高さ、全く緊張しないメンタルの良さやフィジカルの強さなどが際立っていました。

リオデジャネイロオリンピックに出場後、かなり本人もイメージが変わったことを自覚しているようです。

守備的なポジションに甘んじているのは、積極的な攻撃参加とレベルアップが必要と評価されていたのです。

2016年の後半から、ミドルシュートを量産するなど、得点に絡むプレーが際立つようになってきました。

守備面でかなりの評価を上げていた井手口陽介選手が攻撃面でも強さを発揮し始めると、実に弱点がない選手と言うことになってきたのです。

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プロ入り前の経歴をおさらいすると

小学生時は地元福岡の中央FC、ストリートSC、油山カメリアFCに所属していました。

この頃のポジションはフォワードであり、アビスパ福岡のスーパースクールに通っていました。

中学進学と同時に、大阪の阪南大学の選手だった兄を頼って来阪し、ガンバ大阪のジュニアユースチームに入団しました。

元々フォワードだった選手が、上のクラスに上がるにつれて徐々に守備的なポジションに移行するのは、ある程度よく有る話。

しかし才能がある選手は、そこでも結果を出していくわけで、2014年にはユースチームの在籍中ながら、トップチームへ昇格することになりました。

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トップチームへ昇格したあとは

飛び級でトップチームに昇格した選手を振り返ると、稲本潤一、新井場徹、家長昭博、宇佐美貴史、そして井手口陽介選手なのですが、日本のサッカー史に残る有名どころばかり。

2015年は、前半は出場機会が与えられなかったものの、シーズン後半は、主には試合後半の守備要員として投入されることが多くなっていました。

天皇杯の決勝戦(対浦和)では、試合序盤に米倉恒貴が負傷交代したため、今野泰幸がサイドバックに回り、ボランチのポジションが井手口陽介選手に回ってきました。

ガンバ大阪は勝ち越したあと、浦和の猛攻を受けるのですが、井手口陽介選手は中盤でボール奪取にたびたび成功するなど浦和の攻撃の芽を摘み取る働きがありました。

結果として、浦和の激しい攻撃から豊富な運動量でチャンスを消す働きがあり、ガンバ大阪は天皇杯連覇することができたのです。

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ガンバ大阪のレギュラーとして定着

2016年のシーズンはUー23の試合との兼ね合いがあり、かなり出場機会が減ったものの、後半は主力レギュラーとして定着しました。

この年、プロ入り初ゴールも記録し、ルヴァンカップの活躍が評価されてニューヒーロー賞も受賞します。

(ガンバ大阪では、安田理大、宇佐美貴史に続いて3人目)

Fマリノス戦では、自身初の1試合2得点を挙げて、得点力も充実してきた印象が広まりました。

Jリーグカップ決勝は因縁の浦和レッズでしたが、チームはPKの末敗戦しました。

この年のJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞しました(宇佐美貴史以来2人目)。

2017年キリンチャレンジカップのシリア戦で山口蛍に交代して途中出場し、A代表のデビューとなります。

8月31日のアジア最終予選のオーストラリア戦で、82分にダメ押しとなる2点目を挙げ(代表初ゴール!)勝利に貢献しました。

(そのときの動画がページのトップにあります)

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プレースタイルは中田英寿に似ている?

中田英寿に人相も雰囲気も似ていると言われていますが、中田英寿はどちらかというと攻撃的なボランチ(中盤のより前の方でプレーする)であり、守備的ボランチの井手口陽介選手とは少し違うのでは、という意見があります。

まずは井手口選手の守備から書きます。

井手口選手がいると、相手の前線にボールが渡りにくくなり、相手の攻撃が単調になるなどと言われています。

フィジカルが強く、インターセプト力に優れており、前戦に精度の高いパスを出して攻撃参加をすることが、最近のイメージとなります。

日本は下がりながら複数人でボールを奪うという『ディレイ守備』が長く伝統になってきていますが、これは「世界のサッカーから5年遅れている」などと言われています。


飛び込んでボールを奪いに行く方式が主流になりつつあるのに、日本ではフィジカルが優秀な選手が少ない、いても海外では通用しない、などの理由からディレイ守備が長く採用され続けてきたのです。

しかし、下がりながら結局 相手の好きな間合いでプレーされることを許し、傷口をどんどん大きくするパターンが国際試合で見られたりします。

井手口陽介選手は前者、すなわちタイミングを計って積極的にボールを捕りに行くのが上手く、ハリルホジッチ監督が絶賛する部分なのですね。

井手口陽介のプレースタイルを中田英寿と詳しく比較すると

ハリルホジッチ監督が最年少ながら『どうしても』と起用した井手口陽介選手ですがそのプレースタイルに触れ、中田英寿と深く比較してみます。

井手口選手の特徴としては、守備面を言われていることが多いようで、相手が予想していないようなタイミングや角度でボールを捕りにゆきます。

インターセプトが上手な選手の特長かもしれませんけど読みが早くて寄せが上手で当たりもハードな印象です。

171センチという身長は、もう少し上背があればというところですが、インテルの長友佑都がデカい欧州選手を跳ね飛ばしている例もあります。

日本の歴史的な弱点と言われる『球際の勝負(デュエル)』をハリルホジッチ監督はやはり指摘しているのですが、井手口選手にはそこが優れているのです。

中田英寿選手との比較になりますが、中田選手もトップ下と言われつつ、動き回ってボールに触りチャンスを作るタイプだったのです。

あまり上に上がりすぎると相手のディフェンダーとの距離が近すぎて走れるスペースが少なくなるので向かないはずだというのです。

ということで、井手口陽介と中田英寿はプレースタイルの点では、実質的には結構近い線があるのではないかと推測されるのです。

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ガンバ周辺のサッカー関係者の井手口陽介選手評は?

宇佐美貴史選手は井手口陽介選手について

「あいつの才能は凄い(パス、ドリブル、シュートと3拍子そろっている)。怪物っすよ」

遠藤保仁選手は井手口陽介選手について

「攻撃だけじゃなく、ボールの奪取力も素晴らしい」

堂安律選手(ガンバ大阪の後輩)から井手口陽介選手について

「プレーが半端なく上手い。ホント、ボクの憧れです」

今野泰幸選手から井手口陽介選手について

「パスが上手い、運動量があって、前戦に出て行く力もあるし、メンタルも強い。自分の同じ時代と比べても能力が半端なく高い。

将来のガンバを背負っていく選手間違いなし」

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将来の井手口陽介選手のプレーの予想は?

現在、所属チームのガンバでは、遠藤保仁、今野泰幸の2枚看板があるため、No.3の座に甘んじています。

年次区分の日本代表としては、主力選手としてプレーしています。

「攻撃が単調になっている時に、テンポを変えるプレーをしたい。そのためにはいろいろなパスを使ってリズムに変化が出せたらとは思うのだが…」

謙虚かつ客観的に自分を評価できているようで、将来に期待したいです!

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