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女子駅伝の強豪校のうち17校が鉄剤使用を暴露!学校名や病院名も明らかになるか!

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2018年も全国高校駅伝が近づいてきました。

読売新聞が中心となって、特に女子駅伝の強豪校チームが、無計画に鉄剤の点滴などを施行してきたことを書いてきています。

 

特に12月21日の本誌では、第一面でこれを報道し、関係者の中で動揺が走っています。

血液ドーピングにかなり近い、すれすれの行為が長く行われてきており、17校以外にも日常的に行われてきている現状が明らかになっています。

選手の健康を顧みない無理で強引な指導法も問題であり、勝利至上主義や学校ぐるみの不正行為も疑われてきているのが現状です。

ここでは、読売新聞の報道を中心に状況を整理して書いてみました。

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警告後も女子駅伝チームの中の17校が鉄剤注射

読売新聞が調査したところによりますと、毎年京都にて行われる『全国高校駅伝大会』に出場する過去2年の出場校および今年の出場予定校76校の中でも17校が使用を認める回答を寄せているのです。

2016年に日本陸上競技連盟が鉄剤使用について、危険を警告したのですがそれ以降も使ったことがあるとしたのが全体の2割強に及ぶことが分かったのです。

読売新聞の調査方法は、高校駅伝大会の出場関連校76校(≒強豪校)に対し、電話及び一部書面にて実施し、監督などを中心に全校の指導責任者から回答を得ることにしたのですね。

その内容についてですが「貧血の治療に対して施行した」が16校で最も多く、2校が「競技力向上と持久力の強化」を目的として使用したと回答。

1校が「栄養剤と思っていた」と回答しました。

『貧血治療で使っていた』と回答した16校の指導者の大半が鉄剤注射が選手に及ぼす危険性(副作用)について認識しながら使用していたとのことです。

高校駅伝のチームはどんな時に鉄剤注射を使っていたかというと

次に注射を打つタイミングについて調査すると

「疲れが残っているときや、試合の前後」

「貧血がひどく走れない時」

「大会の直前」

これらの回答が多く、要するに「競技力強化や持久力の向上」を目的と考えて投与していると思われる回答が多くみられました。

ある西日本の高校では「パフォーマンスが落ちて、貧血が疑われる際に使った」と語った西日本の強豪校の監督もいました。

また「指導者が知らないところで(選手が自主的に)使用していたこともあった」(これも西日本の高校)との回答も寄せられました。

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鉄剤注射は原則禁止の方向を確認する

2018年12月20日に日本陸上競技連盟は、東京都内にて関係団体と対策会議を開き、現状の把握と今後の対処について検討しました。

そして、全年代の選手に対して、鉄剤注射の原則禁止を徹底することを確認しました。

その上で、2019年の春シーズンをめどに指針に盛り込む方針を決定しました。

また、高校駅伝の出場校については鉄剤注射の使用の有無と理由を明記した申告書の提出を2019年の大会から義務化する方針も示したのでした。

鉄剤使用の禁止・根絶について記者会見での説明は

会議後に記者会見がありまして、日本陸上競技連盟の尾県貢専務理事の説明がありました。

「全参加者から鉄剤使用の禁止・根絶について同意を得ることができました。

日本陸上競技連盟が警告を発した後も、鉄剤注射に頼っている指導者・選手がいることは事実として認定されています。

1チームでも許されることではない」

そして、具体的な対策も示されました。

2019年の全国高校駅伝大会から出場校の指導者・監督に対し

① チーム内での鉄剤の使用人数と理由を明記させた署名付きの申告書を提出させる。

② 全選手に対して血液検査の結果を提出させ、鉄剤使用状況と照らし合わせ、使用の妥当性を評価する。

治療としての妥当性がない(=明らかに、競技力向上目的の使用と判断される)鉄剤使用の摘発を目的としていることを明確化した形となりました。

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将来的には鉄剤注射の使用は原則禁止になる方針

鉄剤注射の使用は、① 消化器官の副作用などで経口薬が飲めない場合 ② 大量出血で鉄剤の喪失が多い場合など極めて限られたケースについてのみ使用されることが医学的には原則です。

これを強調し、明らかに競技力向上のための、ドーピングに近い目的による 選手や指導者の希望による鉄剤注射は禁止とする方向も打ち出しました。

会議の席上で、実業団では駅伝での血液検査導入の検討を始める考えも示されました。

また、大学陸上部・駅伝部にて女子選手への講習会も開催が予定されています。

学校ぐるみで鉄剤注射が使用されているケースについては学校名や病院名も

なぜ、高校女子駅伝チームにて鉄剤注射の使用が蔓延化していたかというと、やはり学校ぐるみの無計画で非医学的な方針があげられると思います。

別記事にも書きましたが、女子駅伝の強豪校では 監督が「今から行くぞ」と引率して病院を訪れ、何の事前検査もなく鉄剤注射を 問答無用で施行してきているのです。

それに協力している病院も問題でして、恐らく私学の理事長などの顔利きで依頼を受け、医学的な論拠も考えず盲目的に協力している医療機関があるのも異常と言わざるを得ません!

常識的に考えても、あらかじめ血液検査を施行し、鉄欠乏が確認された場合の貧血に限り鉄剤を投与することが必要になるわけでして、何の治療目的もなく一方的に鉄剤注射を施行するのは危険としか言いようがありません。

結果として鉄剤が過量に投与され鉄沈着による肝障害などが引き起こされる事例を陸上競技連盟が把握することとなり、2016年の警告に至ったわけです。

問題になるのは、もちろん勝利至上主義の駅伝チーム運営とも思いますが、何の考えもなく片棒を担ぎ続けた医療機関にも大きな責任があります。

将来的には、あまりにも悪質な高校名・病院名などは開示されてしかるべきと考えます!

< この記事を読まれた人におすすめの記事はこちらです! >

鉄剤注射の対策強化へ陸上競技連盟が動く!中学生にも貧血治療薬の注射を施注か?

女子駅伝の強豪校で注射でドーピングか?学校名や選手名の公開があるのか?

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