大坂なおみ選手が2018年のグランドスラムの一つ、全米オープンで決勝に勝ち上がりました。
“大阪”なおみ選手と思っている人も多いようですが、正しくは”大坂”なおみが正しいですね。
大坂選手は『大阪府』出身ということのようです。
お母さんが大阪人らしくて、黒人のようにみえるのですが、アメリカ人と日本人のハーフになりますね。
この記事では、大坂なおみ選手について、両親のこと、現在の国籍のことや、国籍選択の話などについて書いてゆきます。
大坂なおみ選手のプロフィールは?
大坂なおみ選手についてまとめました。
出身:大阪府大阪市中央区出身
国籍:日本、アメリカ
生年月日:1997年10月16日
身長:180㎝
体重:69㎏
利き手:右
バックハンド:両手打ち
ラケット:ヨネックス(EZONE 98)
ウエア、シューズ:アディダス
得意なショット:バックハンド
得意なサーフェス:ハード
趣味:写真撮影
家族:両親と姉
大坂なおみ選手はハーフなのか?
大坂なおみ選手は、父親がハイチ系のアメリカ人であり、母親は北海道根室市出身の日本人なのですね。
大坂選手が生まれたときに、たまたまご両親が大阪在住ということで、大坂なおみ選手は大阪出身ということになっています。
家は札幌にあり、札幌市の住居に日本での住民票があります。
国籍は現在、日本とアメリカ合衆国の2重国籍状態になっているが、テニス選手としての国籍は日本になっています。
(例えば、フェドカップ(=女子の国別対抗戦)などの国別対抗戦は、日本代表として出場することが可能である)
アメリカは2重国籍を認めていますが、日本の法律では認めていません。
日本では、日本国籍と多国籍によって、多重国籍状態になった場合、どの国籍にするか選択しなくてはなりません。
① 22歳に達するまでに多重国籍である場合
② 20歳以上で多重国籍になった場合
2年以内に、日本または別の国籍を選択する必要があります。
2018年の段階で20歳である大坂なおみ選手は、ゆくゆくは国籍選択を迫られることになります。
大坂選手の場合は、22歳に達するまでに、すなわち東京オリンピックの年までに国籍を選択することになるでしょう。
(ちなみに、日本の国籍法によると、日本国籍との多重国籍の場合で放置すると、市町村から国籍選択の催告を受けます)
この催告から1か月以内に選択をしない場合は日本国籍を失う、と国籍法に明記されています。
ちなみに、姉の大坂まり選手も 大坂なおみ選手と同じようにプロテニス選手なのですが、国籍なども同様の扱いになっています。
大坂まり選手はランキング367位であり、なおみ選手の19位に大きく後れを取っていますね。
日本語が片言なのはどういう理由?
大坂なおみ選手は、大阪にて出生しますが、4歳の時にアメリカに出国します。
日本に在住していたのは4年間だけですので、どうしても日本語より英語のほうが流ちょうになってしまいますよね。
日本語は現在勉強中とのことですが、東京オリンピックの頃にはかなり上達しているかもしれません。
ただし、ボールボーイからタオルを差し出されたりしたときの頭を下げる様子など、礼儀はやはり日本人に由来したものを感じます。
お母さんの影響を大きく受けているのだろうと思います。
全米オープンの決勝は、大坂なおみ選手が一番尊敬しているセリーナ・ウイリアムズとの対戦となりました。
大坂選手がどんな対戦をするか、期待が止まりませんね!