ゴルフ場や練習場に行くと、何やかやと振り回されて、基礎練習をじっくりすることが案外できないことが多いですね。
自宅でヒマな時などに、ちょこっと練習して大きな成果が出たりすると嬉しいかも?そんなことを考えます。
安い練習器具や、上達が見込める プロのとっておきのおすすめの方法などを少しまとめてみました。
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小祝さくらプロが使っているパター練習器具はこれだ!
2018年の女子プロの世界で、ツアー初参加ながら賞金ランキング10位を走っている小祝さくらプロ(20)が練習器具に使っているのが、パター練習用の『アルミ板』。
幅2センチ弱で長さは1メートル強(厚さは1ミリ)のアルミ板はホームセンターなら1000円くらいで売っているものなのですが、このアルミ板上を正確に、なるべく長く転がす練習をしているとか。
もちろん、ゴルフの専用器具(中央に溝がある、レール様のもの)でもありませんし、特注品でもないのです。
単なるアルミ板なのですが、これに直径4.3㎝と言われるゴルフボールを置くだけでも慎重さを要するレベルなのですね。
しかし、これを転がすことにより、正確なヒットを手にした小祝さくらプロはプロゴルフツアー1年目ですでに4千万円近く稼いでいることになります。
小祝プロは、ホテルにも持ち帰り、部屋でひたすら練習することで、1メートルを完璧に転がせるように徐々になってきたというのですね。
アマチュアには、もうちょっと広い幅の板から、徐々に幅の狭いものに切り替えていくほうが上達が感じられ、おすすめかも知れません。
小祝プロも最初にこの練習に取り組んだ今年の4月には、全然うまく行かなくてイライラしていたとのことですね。
勉強になる話だと思います。
パッティング練習になる器具をお探しなら…
先の話は、ちょっとプロっぽかったのですが、次のはアマチュア向けにもなる?
パッティングアークMSⅢという練習器具で、海外製品ながらアマゾンでも入手できるのです。
これを推奨しているのが出水田大二郎プロ(25)で、韓国のI.J.ジャンプロより譲り受けたものを使っているようですね。
使い方はとても簡単で、パターのヒールをパッティングアークに沿ってストロークをするだけです。
これにて、完璧なインサイドインのストロークが身につくのでおすすめですね。
ともすれば、曲がりやすいストロークの軌道の矯正・修正に役立ち、上達につながるわけですね。
プロ御用達の練習器具と言えばツアースティック
これは、知る人ぞ知るって感じで、ゴルフ界では有名どころの練習器具となってしまいますが…ツアースティックというのがあります。
多くのプロはもとより、アマチュアの間でもかなり知られており、お値段もかなり良心的となります。
軽いスティックをビュン!と振り回すことにより、ヘッドを走らせるフィーリングが上達するというわけですね。
今季すでに2勝を挙げている秋吉翔太プロ(28)もツアースティックの愛用者のようですね。
「練習器具は、ほとんど使わないで来ている」という秋吉プロですが、ツアースティックは常に、ルーティンとして使っている様子。
また、2018年11月の日本オープンで初優勝した稲森佑貴プロ(24)も愛用者とのこと。
「ストレッチにも使えますし、スイングのイメージをつかむためにもおすすめですね」と自身の使い方を説明しておられます。
スーパーストロークはタイミングを合わせる練習にもってこい
スーパーストロークについては、星野陸也プロ(22)の意見を聞いてみましょう。
極太グリップをPWにセットしたクラブを使っておられるようです。
太いグリップを使用することで、ショットの際に手首を返さず、体の正面で打つ練習になるということですね。
(ついでにですが、星野プロの練習器具の話を書いてみます)
また、柔らかいシャフトに6Iのヘッドを取り付けた特注のクラブも使用しているとか、
「タイミングを合わす練習に使っています。振り遅れてしまうときれいな球が打てないため、印パ買うとのギリギリまで体を粘る練習になります」
スイングの改善点を見つけるために、また不調に陥った時など、本来の理想のスイングの間隔を取り戻すために使っておられるようです。