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アーモンドアイが凱旋門賞を回避した理由は?絶対的女王が出走しない根拠は?

投稿日:2019年4月18日 更新日:




日本国内のみならず、ドバイでも快勝したアーモンドアイが凱旋門賞の出走を回避して話題になっています。

ジャパンカップを驚異的な世界記録で圧勝し、日本馬として凱旋門賞制覇の悲願がかかっていたのにと、残念の声が広がっています。

競馬ファンとしても、不可解に見えるこの決断について、その理由を詳しく深掘りしてみたいと思います。

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アーモンドアイのシルクレーシングが凱旋門賞回避を発表!

競馬関係者・競馬ファンからはため息が漏れてしまいそうなこの話題!

そして、スポーツ新聞の各誌1面がこぞって『アーモンドアイ凱旋門賞の出走を回避!』と取り上げるのが目に見えるようです。

国内で完勝を続けてきており、先日のドバイでも快勝して『海外でも通用する!』ことを示したアーモンドアイ

それにしても、何を恐れてアーモンドアイ凱旋門賞出走を回避したのでしょうか?その理由は?!

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アーモンドアイ陣営が欧州挑戦に慎重になった理由は?

アーモンドアイ凱旋門賞挑戦については、陣営がかなり以前から慎重になっていたのでは?という説があります。

ドバイで快勝したのが、ドバイシーマではなく、ドバイターフだったということ

須田鷹雄さんのツイートを詳しく説明すると…

ドバイシーマ

2400m(正確には2410m 発馬機の設置の理由によるらしい)である。

『世界のトップ100GIレース』のランキングでは、全体の18位にランキングされている。

ドバイターフ

1800m
『世界のトップ100GIレース』のランキングでは、全体の34位にランキングされている。

————————————————————————-

ドバイターフの 過去の日本馬の成績を見ると、アドマイヤムーン(2007 松田博資厩舎)、ジャスタウェイ(2014 須貝尚介厩舎)、リアルスティール(2016 矢作芳人厩舎)、ヴィブロス(2016 友道康夫厩舎)、そしてアーモンドアイ(2019 国枝栄厩舎)と、過去に日本馬が勝った歴史があるということ。

まとめていうと、凱旋門賞に本気で挑戦する気なら、アーモンドアイ陣営はドバイターフではなく、ドバイシーマに挑戦したはずではなかったか?という疑念があるのですね。

過去のアーモンドアイの輝かしい経歴にケチをつける気持ちは毛頭ないのですが、ドバイ出走について、ホントに自信があれば、ドバイシーマに挑戦させていたのでは?ということです。

ところが、陣営はドバイシーマを避けて、過去に日本馬の、それも絶対的に強かったGⅠホースでなくても勝てていたドバイターフを選んでいたことを見てもかなり慎重になっていたことが見て取れます。

要するに、ジャパンカップ優勝の頃から、将来的には凱旋門賞ではなく、手堅く海外GⅠを勝とうという戦略があったのではなかったか?ということになります。

では、ジャパンカップの2400mの距離で絶対的な世界レコードで勝ちを収めたアーモンドアイがなぜ凱旋門賞を回避したのか、その理由に迫りたいと思います。

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アーモンドアイ陣営が凱旋門賞挑戦に慎重にならざるを得ない理由は?

アーモンドアイの国枝栄調教師が、凱旋門賞出走回避について、コメントをしており、これがかなり理由の説明としては、有力なものになるかと思います。

国枝栄調教師「アーモンドアイ凱旋門賞登録を見送ったのは、オークス、秋華賞、ジャパンカップのレース後に熱中症みたいな症状が出て危ない状況だった。

凱旋門賞出走については、負担重量なども考慮して今回は見送ることにした」

① 要するに、レース後の様子をみて、慎重を期せば、凱旋門賞出走はベストの選択ではない。

② ドバイは負担重量が55㎏だったのに対し、凱旋門賞斤量が大幅に増えてしまうということ。

2017年、2018年と凱旋門賞を連覇したエネイブルの例を見ると、3歳で挑戦した2017年は55㎏だったのに対し、2018年は58㎏と大幅に跳ね上がっているということ。

アーモンドアイの過去の競争成績を見ると↓負担重量は55㎏が最高であり、全く未知の58㎏に挑戦することになってしまうことになります。

<↑クリックすると、拡大されます!>

そして、凱旋門賞を2017、2018と連覇したエネイブルの競争成績がこちら↓

<↑クリックすると、拡大されます!>

両馬の成績を見比べてみると(もちろん単純比較はできないのですが)エネイブルはかなりレベルの高いメンバーでも57㎏を背負い慣れており、2400m以上の実績が豊富であること。

対して、アーモンドアイ最高でも55㎏であり、実は斤量に弱点があり?スピードタイプゆえに、府中の2400mが(厳しい言い方になってしまいますが)かなり限界を超えた設定ではないかということ。

③ 世界レコードを出したのは、軽くてスピードの出る府中の2400mであり、重いので知られているフランスのロンシャン競馬場でタフなレースになると、ケガなどの不安も付きまといます。

上のエネイブルの競争成績をみるとわかりやすいのですが、前年の凱旋門賞のタイムはなんと、2分29秒もかかっており、府中2400mとは全く比較にならない条件になっているということがわかります。

世界最高級のレベルのメンバーがそろっていても、良馬場で2分29秒かかることを考えれば、凱旋門賞の超絶過ぎるレベルを驚愕の目で見ざるを得ないのですね。

勝ちタイムはレースの展開にも大きく左右されますが、良馬場でも2分29秒かかる凱旋門賞の馬場を考えると、もし雨で重~不良などになった場合は、さらに超絶的に負担が重くなってしまう!

(ついでに書きますと…)

凱旋門賞3連覇に挑戦するエネイブルの調教師は早くもアーモンドアイをライバル視しており、前日にコメントを出しています。

「すごくウェット(湿った)なロンシャン競馬場になることを希望しています。

理由は、アーモンドアイは速い馬場ならうまくいくだろうけど、ソフトな馬場ではどうなるかわからないから」

④ やはり現時点では、断然の短距離・スピードタイプだった父 ロードカナロアの距離への適性が未知数であり、血統的な裏付けを考えると凱旋門賞挑戦はベストの選択とは言えなくなってしまうということ。

アーモンドアイの父 ロードカナロアの競争成績を示しますが↓

<↑クリックすると、拡大されます!>

これを見ると、主戦場は1200mであり、守備範囲を恐らく大きく超えた安田記念でも1600mであること。

これを考えると、凱旋門賞の2400mは相当無理な条件であることがはっきりと見えてきてしまうのですね。

サートゥルナーリア凱旋門賞挑戦を表明したことも大きいでしょう。

両馬の主戦騎手はクリストフ・ルメールであり、どちらに騎乗するかはルメール次第。

ルメールがサートゥルナーリアを選んだ場合、アーモンドアイは別の新たな騎手に変更しなくてはならなくなります。

(案外、これが一番の理由という説もあります)

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アーモンドアイが凱旋門賞回避するのは賢明な選択ということになる

上記の条件を総合して検討すると、やはり凱旋門賞挑戦は全くの無謀とは言えないまでも、もっとアーモンドアイに適した条件があるのでは?ということになろうかと思います。

馬主としては、やはり愛馬を無理な条件で走らせるより、ベストが出せる条件で無理なく出走させたいものですから、凱旋門賞挑戦は慎重にならざるを得ない、ということになってしまうのではないかと思います。

ビビりと言われ、弱腰と言われても、上記の条件を検討すると(特にエネイブルの競争成績と比較しても…まあ、エネイブル凱旋門賞を連覇した、これまた規格外の馬にはなりますが)あまり無理はさせたくない、ということになるのではないでしょうか?

ジャパンカップで世界記録を大幅に更新したアーモンドアイですが、ヨーロッパで大いばりで出走できるかというと、やはり不安材料がないわけではないのですね。

(つまり、ベストの選択ではない!ということになろうかと思います)

現時点では、凱旋門賞は余裕で、というわけには行かないのが見て取れると思います。

アーモンドアイが、凱旋門賞を回避した理由をまとめると、このようになると思います。

今後は、国内も視野に入ると思いますが、アーモンドアイが活躍することを応援していこうと考えています。

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