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さんまが2018年に値段が下落した理由は?突然半値以下になった根拠を探る

投稿日:2018年9月2日 更新日:




2018年もさんまの季節がやってきました。

ここ数年は、さんまの漁獲高が減少しさんまの価格が高騰してしまいました。

2017年など一匹500円台の時期もあり『庶民の秋の味わい』どころか、このままでは高級魚になるのではないか?

そんな指摘もあったのですね。

2018年のシーズン前は さんまの不漁の予測が伝えられ、今年もダメかという悲観的な憶測が流れていました。

ところがフタを開けてみますと さにあらず、豊漁が伝えられ、北海道では水揚げが急増し各地の消費地でも取引価格の値下がりが確認されています。

都心の小売店では1匹100円前後の特売を始める店舗が現れるなど、活況を呈している状況です。

ここ数年、品薄続きで絶望的な高値が続いていたさんまの価格が下落したのか?

(漁獲高がなぜ豊漁に急激に転化したのか?)

その理由を探ってみたいと思います。

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2018年当初も不漁が伝えられていた

2017年のさんまの漁獲高は実に半世紀ぶりの低水準を記録しました。

2018年の初水揚げは700キロと、2017年のおよそ1/3となり価格は急騰し、キロ当たり3万3千円とこれまでの最高値を更新しました。

その理由としては、さんま漁の不振を受けて出漁を見合わせた船が多かったことが記録的な不漁の原因と言われてきました。

さんま価格の下落が起きた理由は?

2018年も7月上旬は解禁直後からの不漁が続いていたのですが、8月下旬に入り、北海道沖での漁獲量が急激に回復したのです。

主産地とされる根室港では8月の水揚げ量が秋の最盛期に匹敵する1日当たり1300トン超を2回記録しました。

根室港の8月の合計水揚げ量も前年を4割も上回ることになったのです。

それを受けまして東京の築地市場では入荷が増えた8月30日以降は、卸値が急落し、主力の130g型が1キロ当たり400円前後に落ち着きました。

不漁だった2017年のほぼ半額、漁獲が少なかった8月中旬以前の3分の1近くまで下げている状況です。

首都圏のスーパーでは、8月30日以降、8月中頃の店頭価格のほぼ半値となる1匹150円前後に値下がりしました。

都心の一部店舗では、1匹100円の特売も実施しているようで、この時期の安売りは数年ぶりだと言います。

こうして見ますと、値下がりのターニングポイントは8月30日あたりということになりそうです。

では、8月30日を境として、なぜに漁獲高が急増したのかという疑問がわいてくると思います。

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漁獲高が急増した背景は?

今年は北太平洋では、前年比の2倍以上のさんまの分布量が確認されており、これが漁獲高に直接影響したという説が強いようです。

独立研究開発法人『水産研究・教育機構』東北区水産研究所資源管理部の宮本洋臣氏によりますと、

「2017年に比べれば分布が増えて 特徴としては体重が重いものが多かった」

分布量が多ければ、漁獲高も期待が出来ますし、一部の鮮魚店では市場に出回らない小さなさんまが無料で配布されている現象まであります。

ただし、ここ数年は落ち込んでいた漁獲高が一時期回復したとはいっても、専門家は手放しでは喜べないと説明しています。

この豊漁がいつまで続くかわからない理由は?

専門家が指摘しているのが、この豊漁の理由がわかっていないことなのです。

北海道立総合研究機構釧路水産試験場調査研究部の中多章文部長が一般的な豊漁の原因と考えるのが…

① 一般的に水温が低いほうが海水は深いところまで良く混ざるので、海底の栄養塩(つまり肥料のようなもの)が上方に巻き上げられてエサとなるプランクトンが増える。

そのプランクトンを追ってさんまが日本列島のほうに近づいてくれれば、豊漁となるはず。

② 少しずつ猟場が北にずれていることを考えれば、地球温暖化の影響もありうる。

豊漁の起きる仕組みはおおむねわかるのですが、ではなぜ豊漁になったのかは不明のようなのですね。

ただし、豊漁とはいえ 昨年比とすれば水産庁の試算によると、2.4倍ながら、10年前と比較すると半分以下にしかならないのですね。

水揚げの総量の減少については、中国の進出があることなども言われていますが、詳細は不透明のようです。

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