くら寿司のいたずら動画アップ事件がヒートアップしています!
信用を貶めた動画の犯人に対しては怒り心頭の様子で、犯人への態度は厳しさがピークに達しているところ。
その後の話をピックアップして書いてみました。
⇒ くら寿司が炎上の店舗や動画は!バイト従業員のテロ行為は逮捕間近なのか!
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くら寿司は、法的措置と損害賠償も検討中
アルバイト従業員の遊び心と言っては、甘い感じですが動画をアップ・流出させたことについて、くら寿司本社を徹底的に本気にしてしまったようですね。
事件に関係していたアルバイト従業員は2月8日をもって、雇用契約を終了し、退職処分に処されたことがくら寿司から発表になっています。
ですが、それだけではなかったのです!
くら寿司の発表によりますと「刑事・民事での法的処置の準備に入った」ということのようです。
これは、実に穏やかではない発表となってしまいました。
会社としては、ひたすら陳謝するだけに終わることが、この手の事件では多かったのですが、くら寿司はかなり強気の対応に出たようです。
大ざっぱに言えば、くら寿司の信用回復のためと同様な事件が多発している現状に向けて抑止力として見本になり、再発防止に働くため。
動画をアップした学生アルバイト従業員を徹底的に締め上げて、同様な事件が他業種でも起きえないようにという心情のようです。
では、学生アルバイトたちに、どんな刑事・民事の責任追及があるのでしょうか?
信用棄損罪・業務妨害罪など罰金刑の可能性あり
刑事罰を求めたいとくら寿司側が言っているようなので、刑事犯として告訴されることがあり得ます。
ネットで、法律にお詳しい感じの人が、刑の程度などを解説しておられます。
刑事告発されると、どんな罪がありうるのか?
それによりますと、
① くら寿司の信用を既存している(信用棄損罪)。
② 業務を妨害している(業務妨害罪)。
これらから総合して、被害届が出されますと捜査が始まり、やはり罰金刑程度が妥当ではないか?という指摘があります。
民事訴訟となると、金銭による損害賠償請求になる可能性が高い
愉快犯とは言っても、何だか遊び半分な感じの行動がやはり くら寿司の会社としては大変なイメージダウン、損害になりえます。
民事訴訟となりますと、損害の程度を検討し、くら寿司側が、金銭にて請求する形で訴訟になると考えられます。
そして、請求自体の金額としては、数百万程度から1~2千万円くらいの損害賠償請求が妥当ではないかと言われています。
飲食チェーンにおける、いたずら動画投稿が横行している!
ことしに入ってから、飲食店関連のチェーン店において、従業員がいたずら動画をSNSなどに投稿して炎上する騒ぎが多発しています。
☆ 牛丼チェーン『すき家』の従業員が調理器具を股間に当てる動画がアップされて炎上
Instagram のストーリーズ機能(動画がアップされて、一定の期間が過ぎると自動的に消滅する)で投稿され、動画が消える前に保存され、他のSNSに転載されて拡散したもの。
動画内容は、従業員2名が床に氷のようなものを投げつけ、おどけて調理器具を股間に当てる様子ですね。
『くびかくご』のテロップが入っていました。
☆ カラオケ店『ビッグエコー』の店員が からあげを床に擦りつける動画がアップされて炎上
店員らしき人物が、揚げる前のからあげを両手に持ち、床に丁寧に擦り付けてからフライヤーに投入する様子が収められた動画が投稿されていました。
遊び半分の愉快犯的な行動ですが、ビッグエコーの運営会社の第一興商は2018年12月25日に「警察へ被害届を提出し、今後警察の捜査に協力する」と声明を発表していました。
飲食店業界全体が、信用回復に一致団結しつつある印象は否めませんね。