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カンブリア宮殿

浅野撚糸の社長の学歴について!元体育教師の企業運営について学ぶ!

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浅野撚糸がテレビ東京系の『経済3番組』の一つである『カンブリア宮殿』に取り上げられて話題になっています。

社長の浅野雅己さんも大変ユニークな御経歴と聞き、また弱小な町工場が苦境を乗り切って成長を遂げる過程は 現在の日本の中小企業関係者にもためになると思いました。

『ものづくり日本大賞』の『経済大臣賞受賞』を果たした 優秀は生産・販売システムについても勉強の余地があると思います。

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浅野雅己社長の経歴は元体育教師とか

浅野撚糸の浅野雅己社長は2代目の社長で、父の浅野博さんが創業者なのです。

1960年4月生まれの58歳であり、岐阜県安八郡安八町に生まれました。

折しも、この学年は 日本の教育システムでの大転換期を控えた年代になります。

今日のセンター試験の原型ともいえる『共通一次試験』の最初の施行世代になったのですね。

それゆえ、それまでの国公立大学の入学試験や大学のシステムが大きく変化しました。

一期校・二期校の複数受験ができなくなり(これは、格差が進むという目論みでしたが、後年 複数受験ができる仕組みに戻ります)、国公立大学はこの当時は1発勝負!

そんな激越な状況をまともに受けた学年にあたりました。

浅野雅己社長は、そんな状況にもかかわらず みちのくの地、国立福島大学教育学部に入学します。

そして、1983年に地元の岐阜県に戻り、社会人としてのキャリアを教員としてスタートされます。

輪之内町立仁木小学校の小学校教諭を3年、海津町立日新中学校の体育教諭を1年務められましたが、1987年 お母さんの病期などを転機として浅野撚糸に正式に入社されました。

この辺り、普通の会社社長の経歴と大きく違う ユニークな点だと思います。

1995年から代表取締役社長に就任し、国内だけでは継続・成長が難しくなった 日本の繊維業界で頑張って来られているのです。

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浅野雅己社長のもと 浅野撚糸は数々の受賞歴がある

浅野雅己社長のお話の中にしばしば出てくるフレーズがあるので紹介してみたいと思います。

「ナンバーワンではダメ!オンリーワンでなければ!」

日本の繊維産業は、高水準であったことは間違いないのですが、これに対してアジアの追撃各国が低コストで応じてきたらどうなるでしょうか?

これは、無残にも敗れ去ることになってしまうのですね。

アジア各国の労働珍人の安さは人件費の削減となり、大きなコストダウンに成功します。

日本製品だから、質が良いから、というあいまいな基準だけでの『ナンバーワン』は、もろくもトップから陥落してしまうのですね。

そこで、何としても簡単にはマネされない『オンリーワン』が必要だというのですね。

そして、数々の賞に輝くことになります。

 

☆ 2013年 第5回ものづくり日本大賞『経済産業大臣賞』を受賞

☆ 2014年 科学技術分野の文部科学大臣賞表彰『科学技術省』を受賞

☆ 2014年 第28回中日産業技術賞『特別奨励賞』を受賞

浅野雅己の創意工夫と発展への思想は?

歴史的に考えても、戦後の復興を初期では大きくリードしていた繊維業界をはじめとする軽産業界は高度成長のプロセスの中で重化学工業などに首座を譲ります。

海外からの格安な商品が入ってくるにつれ、コストが響く国内製品は質よりも価格で押され、その地位を奪われていくことになったのです。

ここで「チャンピオンになるのではなく、オンリーワンになろう!」という、前述のスローガンが出てくるのです。


撚糸とは、文字通り「糸を撚り(より)合わせる」ことなのですが、周囲の企業が中国からの参入で廃業していくなか、新しい技術を開発します。

2002年にクラレと新しい撚糸を共同開発し、2007年にオリジナルのタオル製品『エアーかおる』の発売にこぎつけます。

当初、価格や購入層の問題があり 販売が難航された『エアーかおる』ですが、商品の本当の実力が知られるにつれ、爆発的なヒットを達成します。

新しい撚糸を 三重県津市や愛媛県今治市などの『タオルどころ』の業者に卸してタオルと生産してもらい、浅野撚糸のブランドでも販売しています。

主力商品のサイズだと、一枚2200円(税別)しますが、2007年の新発売から10年で、およそ550万枚を売り上げる大ヒットとなっています。

浅野雅己社長の「日本の製造業を支えているのは中小企業である!」と断言されていますが、その体現が浅野撚糸だと言えるでしょう!

目下も従業員が30人付近と言われる浅野撚糸の発展を見守り、後続企業が現れることを祈念してやみません。

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